イーレディー、「GLOBAZONE」でリスクオフ《委託販売方式による越境販売》

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イーレディー、「GLOBAZONE」でリスクオフ《委託販売方式による越境販売》

2020年03月09日

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海外からの日本の中古ブランド品に関心が高まっている中、越境販売を手掛ける中古事業者が増えている。そんな中で注目を集めているのが『イーレディー(東京都港区)』が運営する「GLOBAZONE(グローバゾーン)」だ。委託販売方式で越境販売に伴う、言語や配送等の手間や返品リスクを解消。国内向けEC販売感覚で始められると言う。

GLOBAZONE(グローバゾーン)

取扱高が急伸 今期100億円超に

グローバゾーンは、北米や欧州、中東、アジアなど13の販売サイト(eBayは含まない)と提携し、同時出品販売を行っている。昨年の夏頃から取扱高は急速に伸び始め、昨年末までで前年同期比4倍以上の伸び、今年に入り月10~15億円の取扱高となり、年間で100億円を超える見通しだ。平均販売単価はブランドバッグで5万円、ブランド時計で16万円程と言う。出品アイテムは、常時2万点程度でその内バッグが9000点、時計が2400点、その他を財布やアクセサリー等の小物類が占める。

「提携先のモールが増え、パートナー企業の増加で出品増に伴い販売が増えている。また、真贋への信頼から固定のリピーター客も増えている」(ニール・プラテックCEO)のが成長の要因と話す。

ニール・プラテック CEOニール・プラテックCEO

出品から海外配送 全て丸投げ

イーレディーは、2000年に前身のECサイトをオープン。2年ほど前から他社が出品できるマーケットプレイス型に切り替えた。既に30社の導入企業がある。

出品者は楽天市場と在庫連動させるAPIキー等の情報を提供するだけ。後は同社が出品や運用、顧客対応や海外発送まで一連の流れを対応。出品者は商品が売れた際に同社に商品を送るだけ(国内送料は出品者負担)でいい。

クレジット不正利用によるチャージバックや越境販売で起きがちな返品リスク、為替リスクも同社が保証する(同社検品時に基準外の場合やコンディションが異なる場合は返品される)。手数料は販売額の12%のみで、出店料や月額固定費用等はかからない。また、販売商品の入金は12日締めの翌月5日、27日締めの翌月20日支払いの月2回あり、1ヵ月以内となっている。

同社サイトに出品するリユース企業では、在庫ベースで4000万円分の出品で月1000万円の売上に結びついていると言う。また中小企業でも在庫1000万円分で月300万円の販売につながっている総合リサイクル店もあると言う。

「概ね在庫の20~25%が回転するイメージ。越境ECは時間や手間がかかりがちだが、当社の場合は始めてすぐに売上に結びつきやすいのが特徴」(同氏)。

同社では、導入企業を今年100社に広げる考えだ。「これまでは主に北米が強かったが、今後は欧州やアジア圏を強化していきたい。ブランド品を扱う事業者で越境販売をやりたいと考えているなら、リスクがないのでやらないよりはやった方がいい」(同氏)と話す。

商品ページ1

商品ページ2

海外販売に必要な英語での商品紹介ページの作成も全て同社が代わりに行う。

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第482号(2020/2/25発行)20面

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