コメ兵、フリマアプリ販売 認定店に開放

検索

コメ兵、フリマアプリ販売 認定店に開放

2020年05月27日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

手数料無料で一括出品も可

コメ兵(愛知県名古屋市)が運営する、真贋付きフリマアプリ「KANTE」が認定ショップ制度を開放した。古物商の許可を持ち、かつ同社が適当と認めた事業者に対して、9月末まで「KANTE」販売手数料を無料とし、商品を一括出品できる機能を提供する。

4783_02.pngKANTE「認定ショップ」制度

背景にあるのは社会支援と認知拡大だ。コロナ禍で、同社の行っているオークションも一部休会となり、宅配買取や法人在庫買取サービスへの買取問合せが増加。「KANTE事業としても、できることをしたかった」(CtoC事業部 鷲見真次長)ことが実施のきっかけ。

4783_01.jpgCtoC事業部 鷲見真次長

登録された法人は販売時にショップ名が表示可能になり、手数料は6月1日から9月30日まで全て無料、以降は一般ユーザーに比べ2%の割引を行う。またエクセルから流し込みを行う形で、商品100点までの一括出品が可能となっている。店頭や他社ECとの併売も可。

KANTEは17年11月にローンチ。出品購入ともに、メインは40~50代で、ヴィトンやシャネル等のブランド品が主に流通している。DL数は4月末時点で51万。今後は購入者向け施策も計画しており、GMVや取引数の増加を図る。

第488号(2020/5/25発行)3面

Page top
閉じる