チケット高額転売問題、チケットキャンプの見解は？（全文掲載）

　音楽業界団体やアーティストらがチケット高額転売反対の声明を発表したことに端を発し、議論が巻き起こっている。チケットの二次流通市場はどうなるのだろうか。プラットフォームを運営するチケットキャンプに予測やそれに伴う対応などを聞いた。同社の回答全文を掲載する。

Q高額転売反対の声明をどう受け止めた？

Ａ　健全な市場を形成するためにも、継続的に主催者側と対応を検討していく必要があると考えています。チケット売買に係るトラブルや悪質な転売については、主催者側と対話を続けております。

Qチケット二次流通市場の今後は？

Ａ　回答無し

Qどう対応する？

A　不正買い占めによる過剰出品をどのようにゼロにしていくか、主催者側との連携を、より強めていかないといけないと考えております。

【補足】

　チケットキャンプのトラブル対策ですが、これまで、チケット代金は受取確認後まで運営が預り、万が一、チケットが届かない場合、条件と異なるチケットの場合は全額返金しております。偽造QRコードなどのトラブル防止のため、電子チケットや特殊形式のチケットは、入場が確認できるまでチケット代金を事務局が一時的に預かり、偽造チケットだった場合、代金をチケットキャンプが補償する、といった対策をしています。

【回答：チケットキャンプ運営事務局】

400号（2016/9/25発行）10面