買取王国、寄付事業を本格化 ポータルサイト「モノドネ」立ち上げ

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買取王国、寄付事業を本格化 ポータルサイト「モノドネ」立ち上げ

2021年10月20日

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買取王国(愛知県名古屋市)が寄付事業を本格化させる。10月1日に買取りで寄付ができるポータルサイト「モノドネ」を立ち上げた。昨年には地元の大学を応援するため、卒業生らから同社がモノを買い取り、査定額を大学に提供する取り組みも始めていた。社会貢献をきっかけに買取りを初体験した人もおり、商材調達に期待を寄せている。

「買取寄付」を本格化

ポータルサイトをローンチ

モノドネではモノの寄付でNPOや自治体、学校法人を支援できるモノドネではモノの寄付でNPOや自治体、学校法人を支援できる

モノドネは、ユーザーから寄せられた不要品を買取王国が買い取り、査定額をユーザーが希望する団体に寄付をするというもの。現在、支援先は日本赤十字社やピースウィンズ・ジャパン、ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンなど12団体。順次NPOや自治体、学校法人などにも広げていく。ユーザーはモノドネを通じて寄付金控除を受けられ、所得税か住民税の節税ができる。

買取りするのはブランド品や家電、金券、おもちゃ、お酒、本・CD・DVDなど。リユース業界では買取寄付自体は珍しいことではないが、「例えば取扱いは本のみ、アパレルのみというように限定していないため、総合リユース店の強みを活かして総合的に買い取れることが特徴」(児玉賢太郎CSR事業部長)という。

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第521号(2021/10/10発行)28面

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