海外小売店実態調査、海外小売店を展開する日系リユース店が増加 その国ならではの商習慣

検索

「実態調査」

海外小売店実態調査、海外小売店を展開する日系リユース店が増加 その国ならではの商習慣

2021年12月24日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

海外小売店 実態調査

海外小売店を展開する日系リユース店が増えている。東南アジア・台湾・ニューヨークと国もさまざま。取材を進めるとその国ならではの商習慣が見えてきた。

調査項目
(1) 進出国
(2) 店舗数
(3) 商材構成
(4) 従業員数
(5) 時給
(6) 店舗売上
(7) 客単価
(8) 仕入れ方法
(9) 粗利率
(10) 売れ筋商品
(11) 来店客数

セカンドストリート台湾

  1. (1) 台湾
  2. (2) 8店舗
  3. (3) 衣類
  4. (4) 127人(うち27人が正社員)
  5. (5) 170元(680円ほど)
  6. (6) 非公表
  7. (7) 1050元(4200円ほど)※最新出店店舗の場合
  8. (8) コンテナ輸出・店頭買取・宅配買取
  9. (9) 非公表
  10. (10) ナイキ・アディダス・コーチなど
  11. (11) 非公表

若者の環境意識が高いという若者の環境意識が高いという

衣類専門業態で出店 スポーツ系が人気

ゲオグループのセカンドストリート台湾(台北市)は衣類専門業態で国内に計8店舗を出店している。11月の数字では特にスポーツブランドの売れ行きが好調で、買取ではラグジュアリーブランドの持込みが多い。また、若者の環境意識の高さは販促の弾みとなりそうだと話す。

「台湾は環境意識が高い印象を受ける。レジ袋の有料化も早かったし、街には服のリサイクル回収BOXがよく置かれている」と出口定治社長は説明する。

取材時で計8店舗を出店し、うち4店が路面店、もう4店が商業施設内だ。すでに店頭買取も実施しており、気軽に持ち込める路面店のほうが買取量が多い傾向。合わせてwebで受け付ける宅配買取も開始した。

セカスト台湾の強みは小規模組織ならではの機敏さだ。日本国内と比べて実験的な試みを導入しやすい。たとえば、店の入口に設置した来店カウンター。それで来客数を把握し、その内の購入率と照らし合わせたりしている。

一方で課題はスタッフの教育面だ。店長や社員、バイヤーなどに対する教育の仕組みはこれから整えていく段階。出口社長によると、そもそも台湾には買取りを行う文化がまだ根付いておらず、買取提示額に納得できないというお客も中にはいるそうだ。そのため今後はバイヤーの丁寧な接客に焦点を置いている。

台湾は年齢によって古着に対する見方が異なるという。高齢者層はいわゆる遺品という印象を持つ一方、若者は環境意識への配慮という視点で古着を捉えており、ものを継承する前向きなイメージを抱いている。

出口定治社長出口定治社長

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

第526号(2021/12/25発行)10,11面

Page top
閉じる