中古レコードの世界【第27回】、レコードプレーヤー

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中古レコードの世界【第27回】、レコードプレーヤー

2023年06月28日

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中古レコードの世界【第27回】レコードプレーヤー

アナログレコードとレコードプレーヤーは、一蓮托生であり、表裏一体であります。音楽をレコードで楽しむためには必要不可欠な存在です。ただ、アメリカの最新の調査では、アナログ盤購入者の50%がプレーヤーを持っていないという結果もあります。純粋に聞きたいのか、投資対象なのか、ジャケットを飾りたいのか、推しのアーティストを応援する文化がアメリカにもあるのか謎ですが、世界的にCDの売上をレコードが抜いた現在では、将来的にレコードがCDよりも広まるのかもしれません※。

世界で愛され続ける「Technics SL−1200シリーズ」

FTF 1987年に購入したSL1200mk2。メンテナンスしながら36年間使っています(針は外した状態)1987年に購入したSL1200mk2。メンテナンスしながら36年間使っています(針は外した状態)

レコードプレーヤーは、本当にピンからキリまであり安価なものは数千円、高価なものは数千万円とプライスレンジが広いのですが、世界で一番普及しているレコードプレーヤーは何かといえば、Technics(テクニクス)のSL−1200mk2シリーズで間違いないと思います。初代モデルのmk1をモデルチェンジしたものがmk2になり、現在でもMK7が現行モデルとしてほぼ形を変えないで販売されております。価格は一番流通していたmk3の中古で3万円台から、現行のMK7で15万円くらいでしょうか。中古品は年々価格が上昇しています。

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第562号(2023/06/25発行)17面

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