質屋の中島、店舗移転で売り場を300坪→70坪に圧縮した理由とは

「質屋の中島」を運営する中島書店（岡山県津山市）は6月1日、店舗を移転した。屋号を一部変更し、また高級感のある店構えとすることで、高額商材へシフトする。地域密着型の質店としてさらに認知度を高める。

地域密着型質店、ドライブスルーも整備へ

シンプルかつモダンな外装

同社は約40年前に書店を開業し、リユース事業には2006年に参入した。近隣に競合するリユース店が増加したことを受け、2017年から質の取扱いを開始した。

地元の認知が広がったことで運営が安定し、移転を決めた。従来店から数百メートル離れた大通り沿いに新店舗を構える。テナントから自社所有の店舗となった。

第563号(2023/07/10発行)6面