オークファン、卸モールで中古も扱う

古物市場も立ち上げか

ネット価格比較サイトを運営するオークファン(東京都渋谷区)が、法人への業務支援に本腰を入れる。

これまで、ネット上の落札価格などデータ提供を中心に展開してきたが、利用者への商品供給も行う。その核となるのが、7月1日付、ディーエヌエーから12.5億円で取得(新設会社NETSEAを完全子会社化)したB2Bモールのネッシーだ。

商品サプライヤーが出品したものをバイヤーが購入できるサイトで、年間流通額は卸価格ベースで60億円。バイヤー会員数25万人に上る。

従来は新品商品のみの流通だったが、オークファンは中古品や新古品も出品できるようにし、早々に流通額100億円超えを目指す。

372号（2015/07/25発行）17面