《繁盛店の店づくりVol.188》青春を取り戻せ! アキハバラ@BEEP

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《繁盛店の店づくりVol.188》青春を取り戻せ! アキハバラ@BEEP

2018年09月20日

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《繁盛店の店づくりVol.188》

アキハバラ@BEEP(東京都千代田区)

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▲今、力を入れているレトロPCのコーナー。今はもう生産されていない、NECのPC9800シリーズなどが並ぶ。
個人からの買取の他、リユース企業からの買取も受け付けている

レトロ系のサブカルチャー商品の売買を行っている三月うさぎの森(埼玉県羽生市)が運営する、レトロPC・レトロゲームのショップ「アキハバラ@BEEP」。20~30年前のパソコンゲームショップの懐かしい雰囲気を持った店だ。各分野の専門知識を持ったスタッフが初心者にも丁寧に対応している。

青春を取り戻せ!
懐かしいレトロPC・中古ゲーム店

「昔持っていたパソコンをもう一度手に入れたい。ゲームセンターでお金を入れないとできなかったゲームを家でやりたい。そんな青春時代をもう一度取り戻したいというニーズに応えています」。そう話すのはアキハバラ@BEEPを運営する、三月うさぎの森法人営業部の丸山満さんだ。

IMG_6035.jpg▲三月うさぎの森 法人営業部 丸山満さん

客層は40代の男性がメイン。若い頃パソコンゲームやアーケードゲームに熱中した世代だ。一方、若いお客の姿もある。「レトロパソコンのゲームに興味はあっても、専門用語も多く、どうやって遊んだらいいか分からない初心者のお客様もいます。接客は親切・丁寧に、を心がけています」と丸山さん。


当店にはパソコン、家庭用ゲーム、アーケードゲームの基板、同人誌などの各分野に詳しいスタッフが7名いる。彼らがお客のサポートに当たっており、初めての来店でも細かく教えてくれる。丸山さんは「気軽にレトロゲームができる環境を作りたいですね。これからもより一層お客様に寄り添って、ゲームを楽しむお手伝いをしたいと思っています」と話している。

まるでダンジョン!

同店は地下にあり、細い階段を降りたところに入口がある。常に入口はしまっており、ドアノブを回さなくては入れない。まさにロールプレイングゲームの「ダンジョン(地下牢・迷路)」に入るような雰囲気だ

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こちらは店内側の扉の絵。看板や扉の絵は、マイコンBASICマガジンで漫画を連載していた、くりひろし氏に描いてもらった。「これを見ただけで懐かしいと感じるお客様は多いと思います」と丸山さん。


アーケードゲームであそぶまで

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アーケードゲームの基板を購入しただけではゲームをすることができない。起動させのに必要なコントロールボックス、モニター、コントローラーなどを用意する必要がある。上の写真はそのシステム一式。下の写真は基板の棚。


「昔のパソコンやアーケードゲームはブラウン管でしたので、映像出力の信号も今とは違います。単に今の液晶モニターに繋げば映るというものではありません。専門の知識が必要になりますので、どのゲームを遊びたいか、スタッフに聞いていただくようにしています」(丸山さん)

IMG_5965.jpg▲オリジナルキャラクター「BEEP子ちゃん」を使ったPOP


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▲商品数が多いので、POPや仕切り板を多く設置。どこに商品があるか見つけやすいよう工夫している

とことんマニアックな品揃え!

IMG_5978.jpg▲シャープのパソコンX68000の宣伝用に作られた電飾タワーPOPを復刻。限定受注で注文を受け付けている。


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さらに「シャープX6800シリーズ」をモチーフにしたプラモデルケースも販売。小型PCラズベリーパイカバーになっていて、外観を人気レトロPCのX68000にできる


IMG_5962.jpg▲中古パソコン雑誌も充実。「マイコンBASICマガジン」をはじめ、バックナンバーを揃える。


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▲ゲームミュージックレーベル「BEEP2+sounds」を立ち上げて作ったCD。人気ゲーム「ザナドゥ」の全機種のサウンドトラックをまとめたもの。全機種・全音源の楽曲を全て当時の実機で録音したこだわりのCD。


IMG_5885.jpg▲アーケードゲームの筐体も販売している

●店舗データ

●オープン/2015年10月
●売り場面積/約20坪
●商品構成/中古ゲームソフト、レトロパソコン、アーケードゲームの基板、同人誌グッズ、中古ゲームの雑誌・書籍、パソコン周辺機器、CDなど
●スタッフ数/7人
●「アキハバラ@BEEP」を運営する三月うさぎの森(埼玉県羽生市)はネット系リユース企業で、その他無線機の買取を行う「高山無線」などのサイトも運営している

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