ビックカメラ、ソフマップ連携強化でCE型へ転換

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ビックカメラ、ソフマップ連携強化でCE型へ転換

2025年01月27日

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家電量販店大手のビックカメラ(東京都豊島区)は、「サーキュラーエコノミー型」の事業モデル構築を推進する。店頭での買取訴求や新品と中古品の並列販売を行う他、オンラインチャネルにおいてもリユースの利便性を高める。

新品中古併売で売上1.1兆円目指す

ビックカメラ ソフマップ連携強化でCE型へ転換

ビックカメラは同店を中心に、子会社で家電量販店のコジマ、中古品販売のソフマップなどを運営。この各社間の連携を今後強める。リユースにおいてはソフマップ・じゃんぱらのアセットを活かし、ビックカメラ・コジマにおける買い取りの強化および買替え・下取りの促進を狙う。

下取りサービスで
買い替え促す

中期経営計画で「サーキュラーエコノミー型」の事業モデル構築を目指す背景には、来店頻度の低下がある。家電の買い替え頻度が性能向上や物価上昇により低下。特にスマホは2年程度だった買い替え頻度が4年程度に延びた。

そこで、店頭で下取り前提の購入を提案し、より早期に新型機への買い替えを促す。特に30代以下の若年層を取り込む。

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第600号(2025/01/25発行)24面

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