「マックスガイ」我が社の接客ルール

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「マックスガイ」我が社の接客ルール

2025年06月26日

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全国で直営の買取専門店「ザ・ゴールド(THE GOLD)」を77店舗運営するマックスガイ(東京都中央区)には、全店共通の接客ルールがある。それが生まれた経緯や内容、どのように現場で実践されているのかをザ・ゴールド銀座店に勤務する入社4年目の鷲尾綾柚わしおあゆさんに聞いた。

服装や振る舞いに明確なルール
値段ではない価値の提供で差別化

マックスガイ 店の外でお辞儀をし、顔を上げて姿が見えたら、見えなくなるまで頭を下げ続ける

マックスガイは福島県の「町の電気店」から始まった。インターネットカフェなどを経て、2007年に買取専門店「ザ・ゴールド」を出店した時、矢内芳則社長の発案で、ホテル風の接客を目指すことにした。当時、地方で買取店といえば質屋が主流で、質屋と異なる接客で差別化を図ろうと考えたのだ。これが評判となり、全国に30店舗ほど展開したところで接客がルール化され、後に出張買取のルールも作られた。ルールは現場の意見を取り入れながら随時改訂されている。

店舗・出張共通

服装や髪色・ネイルにも
明確なルールを設ける

服装や身だしなみに明確なルールを設けている。スーツは紺かグレー。靴は男性が革靴、女性はパンプス。髪は8トーン以下だ。トーンとは髪の明るさのことで、地毛が5〜7トーン、カラーリングしても落ち着いて見えるのが8トーンくらいまでとされている。全店にトーン見本の毛束が常備されており、カラーリングが色あせても8トーン以下という厳格なルールがある。ネイルはピンク、ベージュ、透明のみ。指輪は結婚指輪と合わせて2個までだ。

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第610号(2025/06/25発行)14面

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