オンライン古物市場のFCを開始したのが、グランドトレーディング(千葉県船橋市)だ。アジアンブリッジインターナショナルが運営するオークションシステム「イージービッド」を使って、自身も道具市場を運営している。その中でトップクラスの出来高を誇る同社が、FCを通してノウハウを他社にも共有する。大澤恭祐社長は大学在学中に個人事業でビジネスを開始し、20歳で同社を設立した若き社長だ。
オンライン古物市場のFCスタート
出来高9倍になった市場も
5年以内に全国制覇目指す
大澤 恭祐社長
大学在学中に
関東拠点立ち上げ
──「20代のすごい社長がいる」と噂を聞いて、今回インタビューを申し込みましたが、現在27歳だそうですね。どういう経緯でこの業界に?
大澤 大学在学中の20歳から個人事業主として活動をしていて、23歳の時にイージービッドのとある会場の立ち上げをお手伝いに行ったんです。その時に、革命的なビジネスでこれから伸びると感じて、アジアンブリッジインターナショナルの山田社長に、関東拠点の立ち上げを僕の方でやらせてほしいと話して、スタートしました。
──イージービッドは、ライブオークションのシステムを使って、古物市場を主催できるサービスですよね。今30会場近くあって、買い手はどの会場でも応札できます。御社は、関東の市場主の運営をサポートする代理店ということでしょうか。
第613号(2025/08/10発行)9面