【古着卸店連載 Vol.36】モンスター(岡山県岡山市)編

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「古着卸店」

【古着卸店連載 Vol.36】モンスター(岡山県岡山市)編

2025年10月22日

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古着卸店Vol36

国内で回収した古着を、小売店や物販スクール向けに卸売りしているのがモンスター(岡山県岡山市)だ。特徴は、在庫のほとんどを国内調達品でまかなう点にあり、1着あたり300円~という低価格で提供している。繁忙期には月間300t規模の古着を回収しており、メンズ・レディース・一部ヴィンテージなど、幅広いジャンルの衣類を取り扱っている。

国内古着に特化 月300tを回収

モンスター 回収したうちの2割を国内での再販に回す回収したうちの2割を国内での再販に回す

同社の在庫は、リユースショップからの引き上げ品(売れ残り)をはじめ、ショッピングモールの衣類回収BOX、行政経由で排出された不要衣類など、岡山・広島・兵庫を中心とする西日本各地のルートから集める。また、ロードサイドに設置した衣類回収コンテナからも仕入れを行う。在庫の大部分は衣類だが、服飾雑貨なども混じる。回収品の約8割は工業用ウエスや海外輸出、焼却処分などにまわされるが、残り2割を国内古着として再販しているという。「8年前に創業し、最初はヤフオクで不用品をひたすら再販していた。そこから徐々に規模を拡大し、1年前には古着の小売店も初出店した」と語るのは、代表の虫明謙次社長。

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第618号(2025/10/25発行)7面

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