ブランド市場バイヤー齋藤清の俺に学べ【第134回】"値頃感"のあるヴィンテージのねらい方

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ブランド市場バイヤー齋藤清の俺に学べ【第134回】"値頃感"のあるヴィンテージのねらい方

2025年10月22日

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ブランド市場バイヤー 斎藤清の俺に学べ

近年人気のヴィンテージウォッチ、すっかりトレンドとして定着した感がありますね。あらためて、プロとしてこの市場と向き合うには、なぜ今ヴィンテージ人気が高まっているのか、裏側にある理由を考える必要があると思います。

競争激化。顔を合わせたネットワーク構築が武器

大きな要因の一つは、やはり現行品のメーカー定価が非常に高くなっていることでしょう。例えばシャネルの「プルミエール」。かつては20万円台で購入できましたが、今や100万円を超える価格帯です。もちろん、中古市場の相場も上がってはいますが、それでも10万円台から探せるヴィンテージは、現行品と比べた際の"値頃感"が魅力ですね。近年はメーカーが往年の名作をリバイバルする流れもあるため、復刻モデルが現在の高い定価で発表されると、往年のモデルに注目が集まります。

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第618号(2025/10/25発行)15面

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