
ブランド古着やファッションアイテムで今期300億円を売り上げる見込みなのが未来ガ驚喜研究所(東京都渋谷区)だ。同社は「ホスピタリティ」を重視しており、旗艦店であるRINKAN 渋谷店でもそれを実践している。同店の福原店長は、「会社を支えてくれているのはお客様」と話す。
RINKAN渋谷店(東京都渋谷区)

福原涼太店長
34歳。大学卒業後、新卒採用媒体の営業会社に入社。未来ガ驚喜研究所に営業として訪問したところ、齋藤社長に食事に誘われ、「環境を変えた方が成長できる」と口説かれる。一度断るも、1日新宿店で職場体験を行ったところ、皆の目がキラキラしていて、好きなことで戦っていることに感銘を受ける。ここでなら成長できそうと感じ、2014年に入社。2016年に店長に就任。現在は渋谷本店の店長と、新卒の教育も担当している。
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ワクワクする在庫を
一時も切らさない
「ここにしかないセレクトを、いつも」というのがRINKANのコンセプトです。
渋谷店でも、ワクワクするような在庫を一時も切らさないように、最新トレンドから過去の名作まで、縦に深いラインナップを意識して品揃えをしています。
特に、ストリート系ハイブランドの品揃えは、渋谷地区で一番という自負があります。他店には絶対に負けません。どこよりも質が良いものを、低価格でお届けします。
「創業当時からお客様に支えられてきましたが、その重要さを最も実感したのがコロナ禍でした」
福原店長はそう話す。インバウンドの売り上げが全くなくなってしまい、国内のお客も外出を控えて来店しないという中、売り上げを支えてくれたのが顧客だったと振り返る。
「誰から服を買いたいのか」「誰に服を買取りに出したいのか」を考えた時に、真っ先にRINKANのスタッフを選んでもらえるよう、ホスピタリティを何よりも重視して接客を行っている。
第619号(2025/11/10発行)13面


