JRAA、新春オープンセミナー

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JRAA、新春オープンセミナー

2017年02月02日

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「リユース業は喜び与える仕事」

日本リユース業協会(JRAA)が1月18日、新春オープンセミナーを実施した。トレジャー・ファクトリーの野坂英吾社長が基調講演をし、パネルディスカッションではネット型リユース市場で活躍する3社が登壇。リネットジャパングループ黒田武志社長、マーケットエンタープライズ小林泰士社長、楽天のECカンパニーヴァイスシニアマネージャー渡辺浩一氏が今後の展望を話した。

『ネット型』テーマのパネルディスカッションも

「リユース業は、喜びを与えられる仕事」。トレファク野坂社長は第一部の基調講演でこう切り出した。

「ある社員が洋服を1点ずつ査定して買取金額を提示した際、『わっ、神!』と、若い女性客に喜ばれたと言っていました。不要品を値付けして引き取らせてもらい、それを1品ものとして次の人に繋げられる。それがリユース業なんです」

中学2年で起業を決意し、大学時代から準備に奔走した野坂社長。「あったらいいもの50個のリスト」をノートに書きつけていた。その1つ、アルバイト先での経験がリユースで起業したきっかけだ。「ショッピングモールのゴミ捨て場に、使える家具・家電が置いてあった。買替え客から預かったものを家電量販店や家具店が捨てていて、これはもったいない。解決できるものがあったらいいと思ったんです」。

同社は創業12年目で東証マザーズに上場し、約2年前に東証1部に市場変更。売上高は今期136億円を見込み、店舗数は7業態136店に達している。店舗数を急激に増やした際には赤字も経験したが、店舗ごとに経営成績の分析ができる仕組み作りや、エリア制で統括者を分ける等施策を打ったことが、今日まで業績を大きく伸ばす発端になったと語る。

左からリネットジャパングループの黒田武志社長、マーケットエンタープライズ小林泰士社長、楽天の渡辺浩一ヴァイスシニアマネージャー左からリネットジャパングループの黒田武志社長、マーケットエンタープライズ小林泰士社長、
楽天の渡辺浩一ヴァイスシニアマネージャー

小さな失敗は良し「早く取組もう」

第二部パネルディスカッションでは、3社が強みや、ネット型リユースを取り巻くトレンドについて話した。

昨年12月東証マザーズに上場したリネットジャパングループ。同社の黒田社長は中古本やCDなど低単価商材の宅配買取を、ローコストでこなせるバックヤードの仕組みを構築したのが成長の源泉だと話す。更に3年前に始めた小型家電リサイクル事業は、「ネットを通じ、宅配で依頼できる」という手法の延長で行えるようにすることで、従来自治体が行っていた廃家電回収を、利便性の高いものに変えた。

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408号(2017/01/25発行)7面

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