チケットの大黒屋が時計マケプレ

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チケットの大黒屋が時計マケプレ

2017年04月10日

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全品鑑定で安心感訴える

チケットやブランドの売買を行う大黒屋(東京都千代田区)が3月に、腕時計のマーケットプレイス「トケマー」をグランドオープンした。C2C取引が行える他、法人の出品も募り、大黒屋の在庫も出品する。購入された商品は一度大黒屋が預かり、本物かどうか鑑定を行う。

大黒屋が中古時計のマーケットプレイスを開設大黒屋が中古時計のマーケットプレイスを開設

大黒屋は時計のマーケットプレイス「トケマー」を昨年9月にプレオープンし、今年3月にグランドオープンした。

高級時計を所持する30~50代の男性が主な対象で、価格帯は平均20~30万円程度を想定している。来年3月までに、月間ユニークユーザー数100万を目指す。同社にとって時計は主力商材のひとつ。C2C取引に関心のある層をトケマーで取り込む戦略だ。

「全国に200店以上の店舗があるが、利用するのは一部。C2Cに関心のあるユーザーにもリーチし大黒屋のファンをつくりたいと考えています」(吉田太郎課長)

他にもC2Cのツールはあるものの、時計は高額のため「本物かどうか」不安がつきまといがち。トケマーは、購入者に商品を送る前に全品鑑定を実施し、安心感を訴える。

手数料でマネタイズを行う方針だが、現在は出品商品を増やすフェーズのため手数料も送料も無料。ゆくゆくは、マッチングしなかった時計を、大黒屋の買取につなげる構想もある。

商品数がマーケットプレイスの魅力に直結することから、個人の出品だけでなく自社の在庫も出品している。同業者からの出品も集める方針で、現在声掛けを行っている段階だ。

ユーザーを集めるための装置もある。昨年3月に「時計怪獣ウォッチモンスター」というオウンドメディアをオープン。時計に関する情報を配信し、時計好きを集めてきた。月間ユニークユーザー数が50万~60万になった。

大黒屋の年商は461億円で、その多くをチケットが稼ぎ出していると見られる。チケット市場の縮小を見越して同社は新たな事業を多数手掛けており、時計を含むブランド品を販売する「ブランド館」も十数店運営している。

大黒屋新規事業開発課 吉田太郎課長大黒屋新規事業開発課 吉田太郎課長

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413号(2017/04/10発行)1面

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