「海外の2次流通」Vol.3、Catawiki(オランダ)、急成長中のコレクター向けオンラインオークションハウス

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「海外の2次流通」

「海外の2次流通」Vol.3、Catawiki(オランダ)、急成長中のコレクター向けオンラインオークションハウス

2017年04月24日

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専門分野を持つ179人の競売人が品質を保証

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毎週80以上のカテゴリーでオークションを開催

Catawikiは2008年にオランダのRene Schoenmakers(CEO)とMarco Jansen(CTO)によってコレクター向けのコミュニティサイトとして出発したオンラインオークションハウスだ。設立の目的はヴィンテージやコレクションアイテムの売買を世界中で可能にすることだった。2011年以来、クラシックカー、芸術品、宝飾品、書籍、腕時計など、80以上のカテゴリーで毎週オークションを開催し、急成長している。毎月1400万人のビジターがあり、毎週300余りのオークションが開催され、毎週3万5000点以上のアイテムが売られている。

急成長の理由は3つある。1つは、幅広い希少な商品を専門分野に特化した179人の競売人が鑑定し、品質を保証していることだ。サイトには競売人の写真と専門分野、詳細な経歴が掲載されている。例えば、アンティーク分野には軍事&武器の専門家もいれば、パイプに特化した競売人もいるといった具合だ。

2つ目は同サイトのオークションは、すべての入札の有効性を保証するために、独立した公証人の役人によって監督されていることだ。公証人は登録済みの入札者や全入札履歴を確認することができるが、第三者はシステムにアクセスすることはできない。

3つ目はCatawikiを通して安全な支払い方法を提供していることだ。落札者はCatawikiに代金を支払い、支払いが済んだことを出品者に通知する。通知を受けた出品者は出来るだけ早く商品を落札者に発送する。商品が手元に届いたと落札者から通知があったら、Catawikiが出品者に代金を支払う仕組みになっている。

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413号(2017/04/10発行)26面

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