〈新春特集〉フリマ・即時買取アプリで市場はどう変わる?① メルカリ

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「フリマ・即時買取アプリでどう変わる?」

〈新春特集〉フリマ・即時買取アプリで市場はどう変わる?① メルカリ

2018年01月10日

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〝CtoCって信頼できる〟ということが一気に進む

国内のみで6000万DL、月間流通額100億円以上を誇るフリマアプリのメルカリ(東京都港区)。商材特化型の「メゾンズ(ブランド)」「カウル(本)」や、即時買取り「メルカリNOW」、ライブコマース「メルカリチャンネル」など新サービスを続々と世に送り出し注目を集めた。プロダクトマネージャーの伊豫健夫氏は今年、信頼性を担保するルール整備が進みCtoCがより広がっていくと予測する。

メルカリ執行役員プロダクトマネージャー 伊豫健夫氏執行役員 プロダクトマネージャー 伊豫 健夫氏

今年は、CtoCや中古市場のメジャー化が加速すると思います。当社としては、安心・安全面について、テクノロジーを含めかなり投資をしていく予定です。盗品や偽物の発生頻度を限りなくゼロに近づけていくことに関して、最大限取り組みたい。それができたら膨大な量の取引データが蓄積しているので、それに立脚した次のサービスのリリースが加速すると思います。

昨年はご利用いただく方が増えて、想定していなかったメルカリの使い方と発生頻度も増えた。責任が大きくなったということを強く感じ、これまでやっていなかった出品前本人確認や、振込申請期限の変更など対応を行いました。僕ら自身もそうだし、各プレーヤーのルール整備が進んでいくと思います。そこで「CtoCって信頼できる」ということが一気に進むのではないでしょうか。

データの活用が勝負
競争優位性を保つ

中古市場に対して、即時買取はひとつインパクトとなった。当社も昨年11月に「メルカリNOW」をリリースしました。二次流通のデータが膨らんだことでデータを土台に買取りができるようになり、お金を先に渡すリスクが取れるようになった。

物の流通はデータ勝負になるところが大きいと思う。取引情報や個々人のデータベース、IDに結びつく取引情報、相場がいくらで流れているか―。短期的にはデータ活用が進むところが、競争優位性を保っていくのでは。その先には、信頼性の担保が技術的なイノベーションによってすごく進むと思う。その担保する幅が個人のことだけじゃなくて、例えば「このブランドは本物なのかどうか」というところまで広がる。今まで鑑定士の人が目で見ていたものが、改ざん不可能なデータのボリュームによって担保されるような世の中にたぶんなるでしょう。

シェア系がメジャーに

中古市場については、物の流入量が確実に増えていると思います。恐らく右肩上がりなのでは。サービスの分野で言うと、シェア系のサービスが増えたなと見ています。フリマアプリもそうだし、それ以外にもスペースや洋服、車のレンタルなど。こうしたサービスがいよいよメジャーになってきたなという印象です。所有にこだわらず利用でいいという実用的な考え方が増えた。その結果、CtoCや中古市場が広がってきているのかもしれません。

431号(2018/1/10発行)2面

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