ピーエックス、ミャンマーに出店

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ピーエックス、ミャンマーに出店

2018年02月12日

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新古品雑貨を販売

アウトレット品とリユースの卸を行うピーエックス(埼玉県深谷市)が昨年9月、ミャンマーに小売店をオープンさせたと分かった。日本企業の余剰在庫を買い取ったものを輸出し、「トーキョートレード」の屋号で販売している。ヤンゴンのSC内に約20坪の店舗で展開する。

ヤンゴンのSC内にある「トーキョートレード」ヤンゴンのSC内にある「トーキョートレード」

取り扱っているのは、パッケージ変更や通販の返品、サンプル品、売れ残り、箱潰れ等の理由で放出される雑貨が中心。こうした商品の中にはメーカーの要望で、国内販売できないものも多い。アウトレットとして低額で販売することによるブランド価値の毀損を懸念するため。ピーエックスは、それに対応するべく海外に販路をつくった。

昨年11月からは台湾に期間限定のポップアップショップも出店。国内の有名下着メーカーの商品を定価ベースで6000万円分仕入れ、現地で70%オフで提供している。

同社がにらむのは、海外の消費者と言うよりバイヤーなど大量購入が見込める相手。店舗はショールームの役割を持たせる。ミャンマーでは展示会にも出店している。

ピーエックスは商品調達が順調だと話す。5000坪の倉庫があり、日本企業の即日買取依頼に対応できるため。消費税増税前後には、価格表示の変更のため未使用のアウトレット品が放出されると予測し、それに備える。

ピーエックス 与儀実良社長ピーエックス 与儀実良社長

433号(2018/02/10発行)1面

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