生活クラブ リユース瓶題材の絵本公開

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生活クラブ リユース瓶題材の絵本公開

2018年08月12日

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リユース瓶題材の絵本公開
会員問わずリユース広める

5B-1.JPG▲品質管理部の山本義美副部長(右)と、企画部の渡辺繁美課長

生活クラブ事業連合生活協同組合連合会(生活クラブ・東京都新宿区)が7月、
リユース瓶を題材とした絵本「りさとりた」と発行した。
リユース瓶をモチーフにした「りた」と、一度使われただけでリサイクルに回された「りさ」の物語を通じて、より環境にやさしいとするリユース分の仕組みや価値を伝える。
生活クラブは、21都道府県で活動する33の会員生協が参加する事業連合生協。
1994年から瓶のリユース事業に取り組んでいる。
調味料やジュースなどの容器8種類を採用しており、使用済みの容器を回収・洗浄し、リユース瓶として再活用する。
2016年には1700万本を超える瓶をリユース。4421トンの廃棄物を削減している。
「当面の目標としてはリユース瓶の回収率を90%にすること」(山本義美副部長)と言う。
同団体が行っている瓶のリユース事業についての会員の理解促進や普及に「りさとりた」を活用したい考えだ。非売品であるが、WEB上で電子版を無料で公開。
「絵本を通じて、会員以外の方にもリユース瓶や環境について考えるきっかけにしてほしい」(渡辺繁美課長)。
同著はリユース瓶の普及を目的とした市民団体「Rびんプロジェクト」が2001年に発行した絵本で、
同団体の許可を得て再発行に至った。

5B-2.jpg▲電子版はWEB上で無料公開されている

第445号(2018/08/10発行)5面

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