《査定のジカン》モノココ、月2万6000点の買取り

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《査定のジカン》モノココ、月2万6000点の買取り

2018年08月17日

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査定のジカン

モノココ 円山店
(ルーツ・オブ・ジャパン 北海道中央区)

1_代表_湊さん.jpg▲湊源道代表

他の小売店にはない「買取査定」。
今回は、「なんでも買い取る」と北海道で有名なモノココ円山店に、手法を聞いた。

月2万6000点の買取り
『あそこに行けば何でも買い取ってくれる』

Q.取扱い商材

A.総合リサイクル店なのですが、特に中古食器は取扱商材の中で上位になります。
1店舗につき商品は食器だけでも1万点程あります。
それ以外にも、雑貨、家電、アパレル、ブランド品。
北海道内では、『あそこに行けば何でも買い取ってくれる』と言われています。
最近では、北海道に滞在する外国人観光客も増えているので、外国人ウケの良さそうな商品を取扱う様にもしています。例えば、毛皮のコート、クマの木彫り、日本の美術品、北海道ならではのアイヌの首飾りなどですね。
9-1.jpg


Q.月当たり依頼件数

A.実店舗では、月750件程の買取依頼が来ます。買取した商品点数は、約2万6000点。

Q.買取した面白商品

A.エゾシカのツノです。1㎏当たり300円で買い取りました。何故エゾシカのツノかというと北海道は生活範囲内でシカの角を見かける事が多いんです。


Q.店の特徴

A.商品買い取り後、4つのルートに分けて販売している事です。
実店舗、古物市場,ネット出品,輸出です。
実店舗には、実際に手に取って楽しめる物や、お客様が実際に購入したくなる物を取り入れています。
ネット出品には、珍しい物を、輸出には、1㎏当たり5円で買い取ったコップや、1kg当たり70円で買い取ったノーブランドの鞄を入れています。
輸出している国は、タイ・フィリピン・上海・香港・マレーシア等です。


Q.買取方法

A.従業員がそれぞれ査定しています。
従業員に任せる事ができる理由は、入社してからセリ場に連れて行き、商品がどの様なルートをたどって店舗にたどりつくか、商品をどうやって品定めしているか、肌で感じて貰っています。
取り扱い商品のジャンルも幅広いので、物の価値や材質も理解する事も大切だと考えています。

3_店外観.jpg▲店舗外観

第445号(2018/08/10発行)7面

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