《事件簿》フリマ不正アカウント6万件 約8500万円売り上げか

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《事件簿》フリマ不正アカウント6万件 約8500万円売り上げか

2018年11月27日

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《事件簿》

フリマ不正アカウント6万件
約8500万円売り上げか

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北海道警察北警察署と、同生活安全部サイバー犯罪対策課は10月30日、私電磁的記録不正作出・同供用容疑で、三重県菰野町の自称アカウント販売業、位田謙一容疑者(49)と他アルバイト従業員の女性(26)を逮捕した。メルカリやジモティーといったフリマサイトのアカウントを不正に作成し、販売した容疑。


位田容疑者が中心となり、複数のアルバイト従業員とともにフリマサイトの利用規約に反するアカウントを作成、LINEなどの無料メッセージアプリを利用し販売していた疑い。北海道警察は2018年1月から4月の3ヵ月間で約1700件の不正アカウントが販売されたほか、約6販売されたほかが行われていたとする。位田容疑者の口座等には、2017年1月から2018年3月のおよそ1年間で売り上 げとみられる入金が約8500万円確認されており、北海道警察では不正アカウントのものとみてさらに捜査を進めている。


位田容疑者は2015年ころから販売を始めたとしている。位田容疑者らは予め用意した偽名や住所を用いてアカウントを作成、アカウントのIDとパスワード 、電話番号を販売したとみられる。不正アカウントの販売価格は1つ1000円から1500円だった。2017年10月に北海道警察サイバー犯罪対策課の課員がフリマサイトのサイバーパトロール中に偽ブランド品の出品を発見。その捜査過程でアカウントの作成者が判明し、逮捕に至った。


北海道警察によると容疑者2名はいずれも「やったことに間違いない」と容疑を認めている。位田容疑者については「ほかに稼ぐ手段がなかった」とも供述しているという。逮捕容疑となったアカウントは、メルカリ・ジモティー・ショッピーズのもので計17件。これについてメルカリの広報担当者は「健全なプラットフォームを守るため、当社のみならず業界全体でも対策に取り組んでいくこ とが必要と考えており、引き続き業界内で連携して対策を強化したい」とコメント。他のフリマアプリ関係者も「利用者が不正アカウントによって複数のアカウントを保有することは、規約に沿った運営を妨害するものであると感じています」とするなど懸念が広がっている。

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第452号(2018/11/25発行)3面

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