ふかする「飽きない食事」を提供

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ふかする「飽きない食事」を提供

2019年03月03日

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6-C①.JPG▲店舗のようにも利用できる

遊休地に日替わり飲食店「飽きない食事」を提供

移動型店舗普及事業などを手がけるふかする(東京都港区)は昨年11月、東京・東銀座の遊休地にフードトラックとコンテナを設置し、人気飲食店のメニューを楽しめる「AKINAI銀座」をオープンした。コンテナ内にはテーブル席を備えており、昼はフードコートとして使用可能。アルコールも提供しているため、夜の利用にも対応している。

同施設は、駐車場など遊休地の新たな活用方法を提案する「シェアリングストア」事業の一環だ。活用されていない土地を商売の場にすることで、貸主はより多くの収益を得られるようになり、借主はリアル店舗の約1/5の賃料での出店が可能となるという。


主な客層である近隣のサラリーマンやOLたちを飽きさせないため、1日ごとに出店業態を変えることが特徴。将来的に拠点が増え、定期的に出店場所を変えることができるので、個人店は自信のあるメニューを提供し続けることができる。大手参入による値引き合戦を避けることにも繋がる。「現在、昼だけで約150人の利用客がいる。3~4月には400人の利用を目指す。また、これからの3年で、FCや地方展開を含め100ヵ所まで増やしていきたい」(代表取締役 鈴木悠太氏)。4月上旬までに東京都心部で3ヵ所、関西で2ヵ所の新規オープンを行う予定だ。

6-C②.JPG▲顧客の要望が新業態の出店に繋がることも

第458号(2019/02/25発行)5面

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