Shinwa Auction、美術品オークションを運営

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Shinwa Auction、美術品オークションを運営

2019年03月14日

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5-A.JPG▲オークションの会場風景

美術品オークションを運営
富裕層との信頼関係を構築

国内最大級の美術品オークション企業として知られるのがShinwa Auction(東京都中央区)だ。同社は、業界唯一の上場企業であるShinwa Wise Holdingsによる持ち株会社。同社は前身企業の創業から30年間、市場を牽引してきた。日本国内の近代美術を中心に、西洋美術、ワインなどのオークションを企画運営する。


落札率はおおよそ8~9割を誇る。近代美術を軸に積み上げてきた歴史と、富裕層との信頼の上に成り立つネットワークが同社の強みだ。実績を作ってきた専門性やブランド力に富裕層が集まり、彼らの客観性が適正な値付けを構成するという正の循環が生まれている。オークションの出品者は、リユース業者や個人収集家。

購入者は、企業役員や医者・弁護士といった富裕層が中心だ。同社の主な売上は落札手数料。ハンマープライスの200万円以下に対し15%+消費税、200万円超5000万円以下に対し12%+消費税、5000万円超に対し10%+消費税と設定。現在人気が高いのは、戦後以降の日本美術。明治から昭和にかけての作品が長く人気だったが、現在は海外の買い手からも日本の現代美術が受け入れられているようだ。

手塚治虫作品など、漫画の人気も高まっている。「美術品は株や不動産と比較して、価格が下がりやすい傾向にある。それでも、あるオーナーが鑑賞した作品が別の手に渡るという時間を超えた体験に価値があるのだろう」(専務取締役 羽佐田信治氏)。

第459号(2019/03/10発行)5面

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