ハコクル、出品代行業者が不用品回収 家具・家電中心に

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ハコクル、出品代行業者が不用品回収 家具・家電中心に

2020年04月17日

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中古品出品代行サービス「ハコクル」を運営する『ハコクル(東京都港区)』は不用品回収サービス「トラクル」を3月5日にリリースした。トラクルはすでに月100件ほど依頼が舞い込む状況で、今後はトラクルで得た家への接点を通じ、ハコクルとのシナジー効果創出を目指す。

トラクルのページトラクルのページ

トラクルは昨年7月に開始し、今年3月の正式リリースに至った。一品から回収可能な「ちょい捨てプラン」や「軽トラ積み放題プラン」などで家具家電を中心に全般を回収する。現状は学生や高齢者を含む幅広い客層から依頼を受け、3~4名のオペレーション体制で対応する。

同社は同サービスを通じて家に眠る隠れ資産を獲得したい考えだ。「隠れ資産はかなりあると言われているのに、現状ではなかなか出てこない状況。それをトラクルで打破したい。ハコクルの販売力と合わせて出品代行でも貢献したい。ゆくゆくは一家まるごと担える役割を目指す」(大迫泰成社長)

大迫泰成社長大迫泰成社長

ハコクルからトラクルへ、またトラクルからハコクルへそれぞれ送客をし合い、同社のユーザー層を広げる見込みだ。

集客にはブランディングから繋げる。既存の多くの不用品回収サービスはサイトが作り込まれていないと判断し、同社の強みであるエンジニア集団の力を駆使してデザイン面で差別化を実施する構えだ。また不用品回収の価格を細かく分けて透明化し、引っ越しサービスのように見やすいサイトにしていく。

第485号(2020/4/10発行)7面

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