NGP、消費者直買い注力

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NGP、消費者直買い注力

2014年01月29日

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良状態の事故車集める

全国約140の自動車解体業者が加入する「 NGP日本自動車リサイクル事業協同組合」運営会社のNGP(東京都港区)は1月10日、消費者からの廃車買取り窓口「廃車王」の展開を始めた。

廃車王のサイト経由で、近隣の店舗に無料でオンライン査定を申し込むことができる仕組みだ。仲介業者をはさまず、「廃車王」経由で組合業者が直接買い取るため、「中間マージンが発生しない分、高く買い取れる」(総務部佐野明彦課長)と話す。

NGPはこれまで、損保会社の事故車やリース会社の低年式車を中心に買い取ってきた。廃車王スタートでエンドとの取引を増やすことで買い取り台数の増加を狙う。「事故車でも比較的状態の良いものや、高年式なものが買い取れるのでは」(同氏)との期待も込める。

組合全体での廃車の処理台数は年間60万台。1台当たり平均で12〜13点程度のリユース部品を取り出す。2010年度の同組合の総売上は約430億円で、規模は年々増加していると言う。

336号(2014/01/25発行)3面

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