パラダイム・ラボのテレビ電話システム「コネクトさん」、コロナ機に導入15倍

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パラダイム・ラボのテレビ電話システム「コネクトさん」、コロナ機に導入15倍

2020年06月29日

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Reuse×Tech(リユース×テクノロジー)

アプリ不要のテレビ電話システム「コネクトさん」

パラダイム・ラボ(東京都新宿区)が提供する「コネクトさん」は、1対1に特化したテレビ電話システムだ。リユース業界でも商品紹介や買取見積のシーンで、ズーム等を介した遠隔接客が広がるものの、お客にアプリをインストールさせることへの煩わしさは否めない。コネクトさんはアプリ不要で、簡単に予約受付ができる使い勝手の良さがウリ。コロナ前後で、導入するリユース企業の数は15倍にまで伸びている。

スケジュール(左画像)から空き時間帯を選択し、次の画面(中央画像)で電話番号を打ち込む。そして当日テレビ電話で接客してもらえる(右画像)。「1対1に特化した映像サービスのため画質が綺麗」(相場取締役)というスケジュール(左画像)から空き時間帯を選択し、次の画面(中央画像)で電話番号を打ち込む。そして当日テレビ電話で接客してもらえる(右画像)。「1対1に特化した映像サービスのため画質が綺麗」(相場取締役)という

希望日時とTELを聞くだけ

お客の手元に買い取ってほしいモノがあるとしよう。お目当ての店舗のHPにアクセスし、テレビ電話で接客を受けたい日時を選ぶ。そして自分の電話番号を打ち込む。あとは当日を待つだけ。予定開始時刻10分前には、スマホにショートメッセージでURLが送られ、そこに入ると店舗の査定員と画面越しにつながる。このようにコネクトさんを使えば、お客と店のやりとりは僅か1往復だ。

コネクトさんのシンプルさは、最初からお客に接客可能な日時を示し、そこから選択させるところにある。また、お客にインストールしてもらうアプリもない。仮に別な手段で遠隔接客をしようとすると、例えばお客とLINEでつながって希望日時を聞き出し、当日にLINEで電話をかけるか、別で立ち上げておいたズームからつなげても接客はできる。が、手数が多いことと、個人LINEでのやりとりに抵抗を持たれるなどの懸念も考えると離脱リスクは否定できない。

コネクトさんを導入するリユース企業はアカウントベースで、コロナ前後で15倍に増えている。「3年前のローンチ当初は、テレビ電話接客なんてと見向きもされないこともあった。しかし今は急激な意識変化を感じます」(相場奈美取締役)

パラダイム・ラボ 相場奈美取締役パラダイム・ラボ 相場奈美取締役

大手ブランド買取店や、引越しと不要品買取のパッケージサービスを提供する企業等が導入している。コロナ以前の利用例では、出張買取に赴く前にお客とコネクトさんを通じてつながり、予め商品状態や物量等を把握し見積もりを出すことで、成約に至らなかった場合の"無駄足"を回避できていた。そして目下コロナで非対面接客に注目が集まり、遠隔見積に加えて遠隔での商品紹介・販売の用途も広がっている。

「チャット機能を通じてECサイトのURLを送り、購入を促すことができる。実はカード決済の機能も付けられ、一部他業種ではその導入例もある」(相場氏)

 

HPに予約受付機能を構築すればOK

コネクトさんはいわゆるSaaS型で、導入する企業側は特別なシステムを入れ込むなどの手間はない。自社のHP上に、テレビ電話予約受付に誘導するバナー等を入れ込むだけで構築できる。

初期費用は3万円〜、月額費は1万円〜。店舗や査定バイヤーごとにスケジュールを立てるためのサブアカウントを幾つでも発行できるが、サブアカの数だけ月額費が上がる。導入企業の中には、一部の商材毎に応じてサブアカを設けたり、「引越見積」「出張買取見積」などとサービス別に設けたりするなどしている。

コネクトさんは東京しごと財団が指定するテレワーク助成金の対象ツールでもある。

第490号(2020/6/25発行)7面

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