メルカリ、4~6月の流通総額が前年比4割増

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メルカリ、4~6月の流通総額が前年比4割増

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4月~6月 流通総額が前期比4割増

コロナでインドア商材伸びる

メルカリ事業(JP)四半期推移

フリマアプリ大手のメルカリ(東京都港区)は8月6日、2020年6月期決算説明会を開催した。新型コロナウイルスの感染拡大が本格化した4~6月は同社の第4四半期(4Q)にあたり、この間の流通取引総額(GMV)は前年同期比40%増となる1804億円だった。4Q全体では、第3四半期と比べてエンタメホビーや家電といったインドア商材の取引が伸びた。

通期のGMVは前年比28%増となる6259億円で、この事業における調整後営業利益は前年比95%増となる185億円だった。コンビニ等での梱包資材の販売等、出品のハードルを下げる施策が実を結んでいる。また現在は一次流通市場とのデータ連携により、メルカリから新品購入品を持ち物リストとして可視化することや、カタログ出品といったプロダクト施策にも乗り出し、出品強化を図っている。今後中期的にも、一次流通と二次流通の融合によって循環型社会構築に貢献できる立ち位置を目指していく。

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第494号(2020/8/25発行)6面

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