メルカリ、取引構造とモノの循環「見えてきた循環方向」

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「意識調査」

メルカリ、取引構造とモノの循環「見えてきた循環方向」

2020年11月12日

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意識調査
年下から年上へ「逆お下がり型」が27%

メルカリ、見えてきた商品の循環方向

メルカリ(東京都港区)が運営するメルカリ総合研究所は博報堂生活総合研究所と共同で、様々な年齢層・性別のユーザーが利用するフリマアプリの中でどのような取引構造が生まれ、どのようにモノが循環しているかを調査した。

意識調査データ

今年7月に経済産業省が発表した調査によると、CtoC取引市場は約1兆7407億円で、前年比で9.5%増加した。市場拡大にはフリマアプリが大きく寄与しており、現在は男性・高齢者ユーザーが特に増加傾向だという。

同研究所では2019年メルカリ取引データから、商品カテゴリーごとに出品者、購入者の年齢分布を分析した。すると年下から年上に譲渡された「逆お下がり型」の割合が27%と年上から年下に譲渡された「お下がり型」の割合(20.5%)よりも多かった。「逆お下がり型」の例としては以下のような商品が挙がった。

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第499号(2020/11/10発行)14面

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