ZuttoRide Sharing、自転車需要を受け『貸出可能台数を昨対4倍』に

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ZuttoRide Sharing、自転車需要を受け『貸出可能台数を昨対4倍』に

2021年04月13日

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スポーツバイクレンタルサービス「CycleTrip BASE」を展開するZuttoRide Sharing(愛知県名古屋市)がコロナ下の自転車需要を受けて、貸出可能台数を昨対4倍近くにあたる約150台に増やした。好調な日には稼働率が90%に上ることも。今後はCtoCプラットフォームづくりに力を入れるつもりだ。

自転車貸出が昨対の4倍

通勤・通学、宅配のシーンで

もとはインバウンド客の利用が目立っていたもとはインバウンド客の利用が目立っていた

昨年2月ごろには約40台だった貸出用自転車を今年3月には150台まで増やした。これまでインバウンド観光客が利用客の多くを占めていたがコロナ下にあってそれが激減。「一瞬、やることが全くないという時期もあった」と中村大シニアマネージャー。そこで昨年3月に月額レンタルプランを急遽用意したところ、通勤・通学者やウーバーイーツなどの宅配担当者などから利用が殺到した。特に人気なのが電動アシスト機能付き自転車やクロスバイクなど。今年3月に入ってようやく利用が増え始めたというレジャー客にはロードバイクが人気だ。現在、都内であれば宅配にて自転車を郵送する対応も可能。このほか、「春の学割キャンペーン」を実施しており、学生が一日で10組ほど利用している。これはホームページ記載のレンタル料金から一律2000円を割引するものだ。「卒業旅行が行けなくなる中で、せめて自転車に乗って思い出をつくってもらえたらと」(同氏)

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第509号(2021/4/10発行)4面

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