相場は上場世界的バブル状態、だけれども「買いは焦らず冷静に」

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「ブランド市場バイヤー齋藤清の俺に学べ」

相場は上場世界的バブル状態、だけれども「買いは焦らず冷静に」

2021年04月28日

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《ブランド市場バイヤーに学べ》タイトルバナー

第80回 年度始め&新作発表で相場上々、だけれども

未だ新型コロナウイルスに対する警戒は緩めることができず、緊急事態宣言の後は「まん延防止措置」へと、次のフェーズに移りました。昨年の今頃、よもや1年先もこうした状況が続くとは、どれくらいの方が予想していたでしょうか。

とはいえ、新型コロナがあまりにも未知数だった昨年春頃とは状況が変わりました。ブランド古物業界では昨年の今頃はコロナショックで相場がガタ落ち、古物市場でも不落札が続出していましたが、最近では相場上昇の一途を辿っています。理由は前々回の小欄(第78回 「コロナなのに相場上昇」を読み解く)で触れたとおりですが、2月から3月終わりにかけて、さらに2段階くらい相場が上がったイメージです。

私どもが主催するRKグローバルオークションでは、3月が年度末の企業も多いため例年は買い控えが見られたのですが、今年に関してはあまり見られず、むしろ買いが先行していました。

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第510号(2021/4/25発行)15面

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