ハミィ、滞留在庫品を美術品として再生 新たな価値を吹き込む

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ハミィ、滞留在庫品を美術品として再生 新たな価値を吹き込む

2021年10月19日

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スマホケースの製造やEC販売支援を行うハミィ(神奈川県小田原市)は滞留在庫品を再生した美術品「ルカモアップサイクル」の販売に乗り出している。アート化することで滞留在庫に新たな価値を吹き込むとともに、ロスを最小限化したいという想いを込める。

滞留在庫アート化

美術品数十種をEC販売

刺身鉢に絵具を重ねたアートは3.3万円刺身鉢に絵具を重ねたアートは3.3万円、衣料を裂き額縁に収めたアートが7.6万円で売れた

同社はスマホ向け周辺機器などの雑貨類をネットショップで販売するほか、EC一元管理システム「ネクストエンジン」を3.6万店舗に対し提供している。20年にネクストエンジン導入企業の在庫消化を支援するため、ECサイト「ルカモ」を開始。商品価格の半額をユーザーに還元する独自のECプラットフォームを運営する。

余ったスマホケース22万円の美術品に

「ルカモアップサイクル」は滞留在庫の処分を支援する事業の1つとして、20年秋からアーティストを募集し、21年2月より新ECサイトをオープン、美術品の販売を開始した。

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第521号(2021/10/10発行)19面

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