トレカ入門【第4回】、相場が変動しやすいカードの特徴とは?

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トレカ入門【第4回】、相場が変動しやすいカードの特徴とは?

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第4回 相場が変動しやすいカードの特徴とは?

今回は、"特に相場が動きやすいトレカ"について話していきたいと思います。2019年までの常識で言うと、対戦に使うプレイ用のカードの相場が激しく動いていました。特に大会で勝てるデッキに採用されているカード、且つあまり再録がされていないようなトレカについては、相場が変動する傾向にありました。

また、禁止カード扱いになりプレイで使えなくなったカードは、単なる紙切れとなり、多数のカードショップの経営を圧迫したという歴史があります。一方、「プロモカード」と呼ばれるような基本的にコレクション向けのカードは、2020年以降コロナの影響で収集が盛んになり、高騰する傾向となりました。

コレクター受けする「絵柄」を見抜け

コレクター受けする「絵柄」を見抜けその中でも、初期の古いカードは美品を見つけるのが困難なため、美品であるほど良い値での売買が反復的に行われ、価格が高騰する傾向でした。例えば、ポケモンカードの旧裏面と呼ばれる古いデザインのカードや、遊戯王の初期の大会で景品として配布されたカード等です。特に、原作で人気のモンスターの絵柄を中心に高騰する傾向ですが、レリーフ加工のような、きれいな状態での保管が難しいカードも現在まで高騰し続けています。コレクターが入門の際にまず欲しいと考え、買い需要が集まることも要因と思われます。

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第533号(2022/4/10発行)17面

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