【リユース店 モデル分析 Vol.1】きたに、接客強化で客単価1万超

検索

「リユース店 モデル分析」

【リユース店 モデル分析 Vol.1】きたに、接客強化で客単価1万超

2022年12月16日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

古着店を運営するきたに(大阪府堺市)は、「ユーズドマーケットNext51三国ヶ丘」を運営する。ワンフロア100坪の2階建ての店舗には、専門店のインショップを内設して商品ごとの世界観を表現する店舗演出を行う。専門知識に長けたスタッフを揃えることで、客単価増に繋がっている。店舗では商品単価が平均6000円で、購入の客単価は1万1000円ほどだという。2017年3月にオープンして以降、客単価増に注力しており「徐々に結果がでてきた」と木谷宏之常務取締役は話す。

(1)平均月商:693万円(ネット込み1100万円)
(2)平均月間客数:630人、(ネット込み1000人)
(3)中心客単価:1万1000円、(ネット2万5000円、合計平均1万8000円)
(4)中心商品単価:6000円、(ネット2万円)
(5)粗利率:55%
(6)売場坪数:200坪
(7)商品点数:2万2000点
(8)在庫回転日数:120日

きたに 専門店のインショップを内設して世界観を表現専門店のインショップを内設して世界観を表

ユーズドマーケットNext51三国ヶ丘店(きたに)

専門店のインショップを内設した店舗作り

客単価増の背景について、「店舗演出や接客を通して顧客になってもらい、購入と買取利用が同じ利用者の比率が4割まで上がったことも大きい」(同氏)と話す。買取時には同店で利用できるポイント付与を1.5倍にするなど利用者の囲い込みも行っている。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

第549号(2022/12/10発行)16面

Page top
閉じる