思い出に寄りそって Story41、ゼロプラス、自殺した父への想い抱き10年 娘救った遺品整理と父の手紙

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「生前・遺品整理ダイアリー」

思い出に寄りそって Story41、ゼロプラス、自殺した父への想い抱き10年 娘救った遺品整理と父の手紙

2023年04月01日

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思い出に寄りそって Story41

遺品整理は遺族の「心の整理」でもあると言われています。逆に言えば、遺族の中に故人へのわだかまりや想いが残っていると、遺品整理に着手できず、何年も放置してしまうケースがあるのです。今回は父親の自殺に責任を感じ、10年も遺品を片付けられらなかった娘の事例をご紹介します。

遺品や不用品をフィリピンで再利用

ゼロプラス 開業8年目で3000件以上の回収実績がある開業8年目で3000件以上の回収実績がある

ゼロプラス(愛知県豊橋市)は愛知県を中心に関東・東海エリアで生前整理・遺品整理、不用品の片付けと買取、貿易業などを手がけている。同社はフィリピンで100%出資のオークションを運営しており、日本では需要のない家具やおもちゃなどの雑貨を買い取り、海外で再利用している。

「日本では捨てられてしまう物でも、フィリピンでは大歓迎されます。日本製品は安くても壊れないからです。遺品であっても現地の人は気にせず、アンティークとして受け入れてくれます」と語るのは荒津寛社長。産廃関連企業に勤務していた頃、当時の社長と、遺品や不用品のフィリピン輸出を開始。2015年に起業し、フィリピンで自らオークションを開設、遺品整理や不用品回収で集めた「商材」を活用する現在のビジネスモデルに辿り着いた。

母親が亡くなりビジネスも衰退

そんな荒津社長が忘れられないと語るのが、7年位前に愛知県で依頼された邸宅の遺品整理だ。依頼者はその家で亡くなった男性の娘だった。

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第556号(2023/03/25発行)23面

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