小売りを行うリユース店の収益力はどれくらいあるだろうか。月商のほか、商品点数や売場の広さから、店舗運営が成り立つモデルを分析していく。
（1）平均月商：子供服で1100万円、レディースとメンズで750万円
（2）平均月間客数：-
（3）中心客単価：-
（4）中心商品単価：-
（5）粗利率：-
（6）売場坪数：1階で110坪、2階で130坪
（7）商品点数：レディースとメンズで8000点
（8）在庫回転日数：-
キッズセカンズ＆セカンズ世田谷本店
130坪の大人服売場
大人服の買取りを年々増やしている
ハッピースパイラル（東京都世田谷区）は、中古子供服を扱う主力の「キッズセカンズ」だけではなく、レディースとメンズの古着を販売する「セカンズ」の展開にも注力している。子供服を購入する親世代も含め、家族全員の中古アパレル商材をワンストップで買取りや購入ができる場として店舗運営を行う。
世田谷本店では、110坪ある1階に「キッズセカンズ」、2階に「セカンズ」の売り場を設けている。9月には店内をリニューアルし、2階の売り場を130坪に拡張。レディースとメンズ服を5000点から8000点に増やした。大人服では来店が多い母親層をターゲットに、30代後半～40代の女性が好む落ち着いたデザインやブランドのレディース服を豊富に揃えている。月商は子供服で1100万円で、大人服で750万円だ。
第571号(2023/11/10発行)12面
