じゃんぱら、物流拠点を移転、集約化
2024年11月20日
ビックカメラグループの「じゃんぱら」(東京都千代田区)は10月28日、東京都江東区辰巳駅近くに新たな物流拠点を開設した。従来、同社の拠点は東京と大阪に分散しており、扱う商品ごとに拠点を分けて管理していたが、今回の移設を機に各機能を集約し、業務効率化と物流コストの削減を目指す。
スマホ買取り好調、出店拡大へ体制強化
新倉庫は220坪を誇る
これまで、じゃんぱらでは中古商品の保管に「じゃんぱらD-Style秋葉原店」の約50坪の空きスペースを活用してきたが、個人買取の好調に加えて法人からの仕入れも増加しているため、倉庫の容量が限界に達し、より広いスペースを持つ新拠点が必要になっていた。
新たな物流拠点は220坪という広大なスペースを有し、これまで大阪の自社ビルに分散して保管していた新品のスマホカバーや充電器といったアクセサリー商品、さらに各店舗で使用する店頭ポップやチラシなどの販促備品も一括して集約する。この集約により、物流業務の効率が向上するほか、より迅速な商品供給と在庫管理の最適化に期待ができる。
第596号(2024/11/25発行)6面