コーユーレンティア 物流施設に800坪中古専用エリア
2025年05月17日
オフィスやイベント向けのレンタル事業を手掛けるコーユーレンティア(東京都港区)は昨年12月、物流施設「柏ステーション」内に、814坪の中古品専用の保管エリアを新設した。同社は、レンタルアップ品を中心に中古オフィス家具を販売する事業も展開する。物流施設を活用して商品の回転率を高め、リユース事業の成長を目指す。
商品回転率高めリユース拡大へ
商品は「ロケーション管理」方法を採用。列・棚・段ごとに番号をつけ、すぐ探せるようにした
レンタル用商品と保管エリアを分けることで、中古品の再販までの工程短縮を図る。既にささげにかかる時間は、目安になるが以前より3分の1ほどに短くできたという。
「保管を別々にすることで、それぞれの必要な作業をわかりやすくしました。例えばリユース品は傷アリでも価格を下げれば売れますが、レンタルは新品同様にリペアが必要になるなど、商品の取り扱い方やプロセスが全く異なります」と川村淳一執行役員は話す。
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