タワーレコード、レコード売上げが前年比37.1%増
2025年07月27日
タワーレコード(東京都渋谷区)は、2019年にアナログレコードの販売開始以降、毎年売上げを伸ばしている。同社は「TOWER VINYL」の屋号で、新品・中古のレコードを扱う。新品と中古を合わせた売上げは、24年が前年比37,1%増、23年が58,6%増と拡大。梅田店の出店が影響を与え、中古単体では97,2%増となった。
梅田店出店が好影響
梅田店は移転後、入口部分に人気商品のジャケットを見せるようレイアウトを変更した
「TOWER VINYL」は、現在2店舗を構える。2021年に、新宿店から渋谷店6階に移転。また昨年には、初の単独店を大阪・梅田にオープンした。梅田店は今年の2月に同じビル内に移転もしている。移転後は、入口部分に人気商品のジャケットを見せるようレイアウトを変更。また中古品の在庫を1,5倍に増やし、中古レコードの試聴ができるレコードプレーヤーも増設した。
第612号(2025/07/25発行)19面