リユース業界向けのDX支援を手掛けるリスマ(東京都品川区)は9月2日、生成AIを活用した価格調査ツール「スマプラトラッカー」の本格提供を開始した。専門知識がなくても、あらゆるウェブサイト上の価格情報を自動で追跡できるのが特徴。これまで同社が対応してきた電子機器だけでなく、多様な商材の価格戦略を支援する。
競合の価格を追跡、あらゆる商材に対応
お酒や工具なども対応
価格変動を毎日追跡
設定すれば商材問わず競合の価格を追跡する
「スマプラトラッカー」は、ユーザーが調査したい商品のURLと価格が表示されている箇所を指定するだけで、AIが自動で価格データを収集・更新するツールだ。価格が変動した際にはメールで通知が届くため、リアルタイムでの相場把握が可能になる。
使い方は極めてシンプルだ。まず、自社の商品マスタを登録する。次に、比較したい競合サイトの商品ページのURLを入力し、AIに「この部分の価格を取得して」と指示するだけ。一度設定すれば、システムが毎日自動でサイトを巡回し、ダッシュボード上に価格データが蓄積されていく仕組みだ。
第617号(2025/10/10発行)15面