K-ブランドオフ JBA東京 時計手競り再開
2025年10月26日
コメ兵の子会社でオークションを運営するK-ブランドオフ(石川県金沢市)は、約2000社の会員が所属する「JBA 日本ブランドオークション(以下JBA)」の東京会場において、時計オークションを従来の入札形式からリアルで行う「手競り」形式に切り替え、9月30日に再開した。同社は2007年から金沢市で宝石・時計・バッグに特化した手競りのオークションを実施している。
初回出来高が従来の3倍
熱気に包まれた会場
初回オークションは、4月から8月までの同社入札大会の平均値と比較し、出来高と平均落札単価がともに約3倍に達した。この要因について同社は、出品者側が「手競りなら高値がつく」と期待し、ロレックスをはじめとする高単価の商品を多く出品したためと分析する。当日の会場には約30社が集まり、代理入札を含めると約50社が競りに参加した。
第618号(2025/10/25発行)3面


