《チケット売買講座6》シートとバラで異なる買取価格

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「ゼロから始めるチケット売買講座」

《チケット売買講座6》シートとバラで異なる買取価格

2016年08月25日

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チケット売買講座(6) 切手

今回は前回に取り上げましたテレホンカードと同じくまだまだ市場に出ていないものも大量にあるであろう切手について種類や買取時の鑑定方法について触れていきます。

業界では切手は主に2種類に分別して取扱っています。それは郵便局などで通常販売され、いつでも購入・交換が可能な「普通切手」、また昔から期間限定・地域限定などで販売されている「記念切手」です。記念切手に関してはコレクターの方が収集をやめて不要になったものや、遺産整理の為に持ち込まれるパターンが多いです。

シートとバラで異なる買取価格

古いものが多い、切手のサイズが大きく使いづらいなどの理由もあり、記念切手は普通切手よりも安値で売買されることがほとんどです。プレミアのついた切手であってもこれを専門で取扱っている業者や探されている顧客も昔に比べると減少しています。その為、どんなものでもプレミア価格なしで一律〇〇%という事で売買をしている業者がほとんどではないでしょうか?

切手相場はこれまで極端な相場変動はありませんでしたが直近ではさまざまな商品の影響や情勢の変化が絡み相場に乱れが生じ、下落しています。特に「普通切手」に関しては元々薄利多売で取り扱う額も多く、高買いを続けていた業者がいつも通りの価格で売るに売れず、過剰在庫を抱えているというお話もよく聞きます。

しかしリスクはあれど取扱いの方法を間違えなければまだまだ利益を生み出せる商材ですので、下記の表の売買価格相場と鑑定方法を参考に是非一度取扱って頂けましたら幸いです。

《ゼロから始めるチケット売買講座》芳村隆夫マルトクチケット
芳村隆夫 事業部長

<プロフィール>
富岡開発㈱が運営する金券ショップ。6年前に㈱甲南チケットから東京4店舗を事業譲渡後、2015年3月に屋号変更を行う。現在FC含め9店舗(東京・静岡)。

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398号(2016/08/25発行)3面

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