<注目の企業研究> 並行輸入のセキドが中古に本腰

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<注目の企業研究> 並行輸入のセキドが中古に本腰

2018年01月09日

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17万8000人の顧客から商品調達

ブランド品の並行輸入品の小売店「GINZA Love Love」を展開し年商80億円を上げるセキド(東京都渋谷区)が、リユース事業に本腰を入れた。運営する16店舗で下取りを行い、内8店舗では中古品の販売も行っている。将来的には、現在の年商80億円に匹敵する規模まで、中古事業を育てたいと関戸正実社長は話す。

熱田店の店舗外観熱田店の店舗外観

セキドはアクティブな会員顧客を17万8000人抱えている。これまではこの顧客に対して販売だけを行ってきたが、不要になったブランド品を買い取るサービスを4月から始めた。

「ある調査によると購入されたブランド品の内、使われずに眠っているものが58%あるそうです。使われていないものがあると、新品を購入するスピードが落ちることになる」

同社は下取りを行い、それを原資に新しい商品をその場でお客が買ってくれた比率を「循環率」と呼んでいる。開始時には20%後半だった循環率だが、今では40%に向上。9月には瞬間的に60%を突破した。

集めた中古品は、資金効率を考えて大部分をブランド古物市場で売却している。そのオークションでは仕入も行う。集めるのは売れ筋商品だ。下取り品の中からも売れ筋をピックアップし、あわせて8店で販売する。

「例えば、2万円前後で販売するコーチのアウトレットですが、これが中古だと4000円~6000円で提供できます。ここまで価格が下がると、今までとは違ったお客さんにも支持してもらうことができるようになるんです」

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430号(2017/12/25発行)24面

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