《査定のジカン》萬屋リユース倉庫店、ネット相場の価格を目安に

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《査定のジカン》萬屋リユース倉庫店、ネット相場の価格を目安に

2018年09月17日

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査定のジカン

萬屋リユース倉庫店
(ドラゴンキューブ・青森県)

他の小売店にはない「買取査定」。
今回は、萬屋リユース倉庫店に、手法を聞いた。

ネット相場の価格を目安に
販売最高額の半額で買取

Q,業態と取扱商材

A,古着と家電をメインに取り扱っている萬屋リユース倉庫店(青森県青森市)は、総合リサイクルショップ。
地域密着型で、同店の坪面積は200坪。取扱い商材は、古着と家電がメインで、金銀プラチナ、ブランド品等。

09_1.PNG▲取扱商材。アパレルを取扱っている。

Q,1日の取扱件数・買取価格を決める基準・査定方法

A,査定件数は,多い時1日50件。査定方法は、ブランド名で決めず、持ち込んだ商品の汚れの有無や、その商品が流行の商品かどうか、チェックしている。家電の場合、洗濯機は、年式によるが1500円から買取っており、液晶テレビ(32型・2013年発売)は、1万5000円からWindows7搭載のパソコンは1万円から買取。買取価格を決める基準は、インターネットに掲示してある相場表の最高価格を目安にしている。同店は、その価格の半額で買取。例えば、相場表で1万円の商品があった場合、買取価格は5000円。

09_2.PNG▲査定風景。持ち込んだ商品が流行の物か、汚れがないかチェックしている

Q,新人教育方法
A,買取とメンテンスで、経験と知識を身に付ける。買取の場合、実際にお客の商品を触るので、緊張感を経験させる。「店頭にて商品を査定している店員は、お客様の目もあり、緊張感があります。その空気感の中で、商品のメーカーや付加価値について夢中で調べるので、知識がスッと自然に入って来やすいと思っています」(大田直人店長)。メンテナンスは、商品の構造や材質など、より細やかな商品情報を勉強できる。

会社概要
店舗数:北海道、青森、岩手に10店。
会社名:ドラゴンキューブ(青森県青森市)
創業年:2003年10月
事業内容:総合リユース店萬屋(よろずや)を運営。

第447号(2018/09/10発行)9面

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