KURADASHI.jp、余剰食品2次流通ECモール

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KURADASHI.jp、余剰食品2次流通ECモール

2016年02月19日

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脱廃棄 業界のジレンマ解消

廃棄食品横流し問題が世間を騒がせている。そんな中注目されているのが、グラウクス(東京都渋谷区)の運営する「KURADASHI.jp」だ。これは余剰食品を安全に流通させるECサイト。これまで2次流通に慎重だった食品メーカーの出品が、相次いでいる。

食品メーカーなど200社以上が出品するKURADASHI.jp食品メーカーなど200社以上が出品するKURADASHI.jp

「出口が見える」「安心」転売問題で更に需要

大手200メーカー出品

食品ロスを軽減するECサイト「KURADASHI.jp」。

昨年2月の誕生以来、大手企業を含む200社以上が出品している。更に先日の事件報道後、「出口が見える安心できるサービスだ」と出品会社は顕著に増えていると言う。

扱うのは、賞味期限の切迫やリニューアル前のパッケージなどを理由に、中身に問題はなくとも一般市場に出回りにくくなった食品。

常時約30品目を1週間から10日のサイクルで入れ替える。それらを会員向けに、定価の最大96%オフという安価で販売する。

加えて、販売価格の一部が慈善団体への寄付に回る仕組みとなっている。ユーザーはお得に買い物をし、社会貢献もできるのだ。

個人だけでなく、法人の購入者も多いと言う。

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385号(2016/2/10発行)20面

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