《商品展示の工夫》雑多陳列を採用、宝探し感覚で来店

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《商品展示の工夫》雑多陳列を採用、宝探し感覚で来店

2018年11月22日

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商品展示の工夫

人が集まるところには必ず理由がある。どんな工夫を凝らしているのか。
今回は商品展示の工夫をレポート。


中古ロードバイクや、マウンテンバイクを取り扱っているサイクルトレーダーズ(東京都中央区)は、あえて商品展示方法を気にしない、雑多陳列で商品を並べている。例えば、ブランド、価格、ジャンル(タイプ)を、気にせず配置している。その理由は、2つある。


ひとつ目は、宝探し感覚で、お客に商品を探してもらうこと。どんな商品が並んでいるのか、決まりがないので、来店する度に意外な自転車が見つかる。ふたつ目は、展示している商品に自信があること。


同店は、品質の良いものを仕入れている。例えば、溶接がしっかりしたものや、支柱が真っ直ぐなもの。「近年ホームセンターで販売している自転車の中には、部品や溶接が粗悪で、柱がセンターにない物も交じっています。うちは、商品1つ1つボディを逆さまにして、溶接個所を確認しています」(池田店長)


1-P1.JPG▲雑に見えるが、掘り出し物を探す楽しみがある

1-P2.JPG▲(左)ロードバイクのエリア、(右)マウンテンバイクのエリア

会社名:Circle Traders(サイクルトレーダース)
所在地:東京都中央区
事業内容:ユーズドスポーツバイクショップ(実店舗)を運営。自転車の修理及びメンテナンスも行っている。販売だけではなく 、普通自転車から電動アシスト自転車、スポーツサイクル、車いすのタイヤなど、パンク修理や定期メンテナンス等もしている。

第451号(2018/11/10発行)14面

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