LUCE、ベクトルとアパレル古物市を発足

検索

LUCE、ベクトルとアパレル古物市を発足

2019年02月26日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2-A①.JPG ▲ベクトル・吉田役員(左)とLUCE・播磨代表

ベクトルとアパレル古物市
アプリ通じ会場外参加可能

ブランドオークション事業を展開するLUCE(東京都新宿区)と、アパレルリユースのベクトル(岡山県岡山市)が提携し、アパレル新市場を発足した。名称は「1.5次流通アパレルオークション」。初回は1月31日に東京・新宿区で開催。65社が参加し約1000点が出品され、出来高は1600万円となった。最大の特徴は、専用アプリを通じた応札が可能なこと。LUCEの既存オークションで導入している仕組みで、会場にいなくても競りに参加できる。初回も50社がアプリ経由の参加だった。

この仕組みにより、「地方のバイヤーであれば移動や日程のコストがかからない。単価も上がりやすいのでは」とベクトルの吉田役員は話す。また、初心者の市場参加に対するハードルを下げる意味もある。高額な一点もののアンティーク古着を用意することで、アプリを通じた米国や中国など海外からの応札も見込む。

「海外相場だと小売より高値がつくこともある」(LUCE・播磨克彦代表)。アプリの会員数は500を超える。初回はヴィトンなど のハイブランドからシュプリームなどのスト リートブランドまで様々な価格帯の商品が出品された。今後は2ヵ月に1回のペースで開催する考え。次回は3月24日を予定している。

2-A②.JPG▲競りの様子

第458号(2019/02/25発行)2面

Page top
閉じる