《Sharing Economy》バイシクルシティエキスポ2019、「スマートキー」の活用推進

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《Sharing Economy》バイシクルシティエキスポ2019、「スマートキー」の活用推進

2019年07月05日

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自転車によるまちづくりの促進を目指す展示会「バイシクルシティエキスポ2019」が5月、東京ドームシティ・プリズムホールで開催された。運営事務局は自転車専門誌などを発行するライジング出版(東京都千代田区)。専門家を招きパネルディスカッションを行った。事業の継続性や利便性の向上などの課題が挙がった。

ディスカッションの中で、自転車ジャーナリストの疋田智氏は「シェア自転車単体で利益を上げるのは難しい」と事業の継続性に問題を提起。これまでは自治体と連携するなどしてサービス地域を広げてきたが、新たに広告ビジネスの活用や、観光客と地域住民で課金額を変えるなど工夫する必要があると主張した。

また、自転車活用推進研究会の小林成基理事長は、支払い手段が多くなる一方で選択や登録が煩雑になっている点を指摘。これに対しTouch株式会社CEO林圭亮氏は、QR決済やクレジットカード払いなどの支払方法を選べる「スマートキー」の活用を推進していく考えを示した。

第466号(2019/06/25発行)14面

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