メキキ、中国質店向けに真贋判定AI 現地企業と提携し9月導入開始

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メキキ、中国質店向けに真贋判定AI 現地企業と提携し9月導入開始

2019年07月09日

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要約すると.ブルー.png

・メキキが中国企業と提携し、真贋判定AIの導入を進める
・中国には大きな真贋需要があり、有償でのリリース
・国内向けには、夏頃をめどに無償リリースする予定

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メキキ

メキキ(福岡県福岡市)は、中国質店向け業務システム最大手のSOUDANG社と戦略的なパートナーシップを先月に締結、真贋判定AI「フェイクチェッカー」の導入を9月から進めていく。国内より真贋ニーズの高い中国向けを先行し、国内向けには夏頃をめどに無償でリリースする考えだ。

1A   mekiki01-01 - コピー.png▲メキキの吉田悟社長(左)。SOUDANG社と提携し中国への真贋判定AIの導入を進める

メキキが昨年より開発を進めていた鑑定サポートアプリ「mekiki AI」は、スマホで写真を撮るだけで、ブランド品の特定から、真贋判定、相場価格まで分かるというもの。今回はその中の機能の一つである真贋判定AI「フェイクチェッカー」の導入を前提とした提携。スマホで商品の全体、柄、ロゴの3点の写真を撮るだけで、30秒弱で判定結果が出ると言うものだ。現状はルイ・ヴィトンのみだが、今年夏までにはシャネル、グッチにも対応する。

戦略的なパートナーシップを結んだSOUDANG社は、中国国内の質店向けに業務システムを提供する最大手。「中国には約8000店の質屋があると言われており、その内の約6000店舗が彼らのシステムを導入している」(メキキ・吉田悟社長)という。SOUDANG社が総代理店として、有償での導入を進める。

同社が国内より先に中国向けのリリースを優先するのは、大きな真贋需要にある。「中国の質店で売っているものをテストしたら、2割がコピー品という結果が出て、店主も驚いていた。中国ではブランド品所有者の9割がコピー品を所有しているとも言われており、コピー品のデータ収集ができる点は、今後の開発にとっても有益。これから中古品市場の拡大が見込まれる中で、土台を築きたい」と吉田悟社長は話す。中国の質店にとっても真贋判定AIが使えれば、ユーザーに対する信用にも結び付く。真贋に対する需要は国内よりも大きいと判断した。

一方で国内向けには夏頃からルイ・ヴィトン限定で使える「フェイクチェッカー」を無償で利用できるようリリースする考え。「まずは無償で使ってもらって、どの程度の需要があるかを掴みたい」(同氏)。いよいよAIによる真贋が本格的に人をサポートする時代に入っていきそうだ。

 

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